松阪牛発祥の地 飯南町深野のご紹介

松阪牛発祥の地 飯南町深野のご紹介

松阪牛発祥の地「飯南町深野」には、松阪牛以外にもさまざまな魅力があります。豊かな自然や伝統などの魅力をご紹介します。

三重県指定伝統工芸品

深野和紙は、江戸時代に江戸や京・大阪にまで流通し、元禄年間には紀州藩により藩の幣料紙（銀札用紙）として採用されました。1820年代から1830年代にかけては、深野村の9割の村民が紙漉きを生業としていて、高品質な和紙は1871年（明治4年）に日本で最初の郵便切手が製造された際に切手用紙として用いられました。

現在は、この伝統を残していくために深野和紙保存会の方々が11月〜2月まで「紙漉き体験」を行なっております。

地元の小学校から中学校、高校では、卒業証書を自分たちで紙漉きをして作り上げる体験もしています。

日本の棚田百選

日本の棚田百選にも選ばれた「深野の棚田」。
深野の棚田の特徴は田んぼの周りが石垣でできていること。
稲穂が育ってくる時期は、より多くの観光客が訪れます。また、観光客用の駐車場が整備されており、公衆トイレには車椅子の方でも利用しやすい多目的トイレもあります。また駐車区画には車椅子用のスペースを用意するなど、バリアフリーへの配慮が行き届いています。
今でも地域の農家さんたちがこの美しい景色を守り続けてくれています。